ミドル世代の看護師がこれからも働き続けるためのポイントを具体的に紹介していきます。
ミドル世代の看護師がこれからも長く活躍していくためのポイントとしてまず挙げられるのが、自分の将来像を明確にすることです。日々の仕事に追われて、自分がこれからどうなっていきたいのかをイメージできていない人も少なくありません。そういった人は一度立ち止まり、1年後、5年後、10年後の自分を想像してみましょう。これからの自分はどのように経験を積み、どういった立場や役割で仕事に携わっていきたいのかをメモに書き記してください。そうすれば、今の自分が何をすべきかが見えてきます。また、今後も迷った時にメモを見返すことで、自分を取り戻せるようになります。
加えて、定年後の自分もイメージしてみましょう。看護師としての仕事を全うした後で、自分はどこで誰とどのように過ごしていたいのかが明確になれば、働くモチベーションにもつながるはずです。
仕事のことだけを考えるのもよくありません。人生の幅を広げるための取り組みも必要です。例えば、看護師以外の資格を取得するといった方法があります。看護師として働く意欲が低下している人は、メンタル系やコーチング系の資格を取得してみてはいかがでしょうか。モチベーションを維持するためには、自己承認が必要になります。それに役立つのが、メンタル系やコーチング系の資格です。また、こういった資格は他業種に従事している人とつながるきっかけにもなります。様々な人と交流することで、看護師という仕事のポジティブな面をあらためて知ることができるかもしれません。
看護師はストレスの大きい仕事です。そのため、自分の好きなことに熱中する時間も必要です。自分が好きなことを楽しみ、心身にエネルギーを蓄えましょう。趣味ができれば、仕事を引退した後の人生を楽しむこともできます。以下に、インドア派・アウトドア派それぞれにおすすめの趣味をまとめているサイトを紹介します。参考にしてください。


仕事に対する自分なりのやりがいを見出してみましょう。将来像をイメージすることも大切ですが、その通りにいかないことも当然ながらあります。思いもよらない異動や人間関係に巻き込まれることもあるでしょう。そういった時こそ、看護師としての自分なりのやりがいが重要になります。例えば、どういった環境であっても技術を極めることはできます。看護師として、患者に視点を向けて技術を高めることに集中すれば、周囲の状況が多少変化してもモチベーションは維持できます。自分なりの目標を設定して、それに向かって日々前進していく姿勢が大切です。