ミドル世代は健康管理も必須

ミドル世代の看護師必見!長く仕事を続けるなら

健康管理にも気を遣おう

負担の大きい看護師の仕事を続けていくためには、健康管理にも気を遣わなければなりません。

健康管理にも気を遣おう

変化を無視しない

ミドル世代になると心身の状態が徐々に変化していきます。若い頃と同じような生活習慣を続けているといずれ体力的に限界を迎えてしまうので、健康管理が必須です。特に、女性は一定の年齢を過ぎると体調の乱れや心の不調を感じやすくなります。女性ホルモンのエストロゲンを作る卵巣の機能が低下し、自律神経のバランスが乱れることが原因とされています。これは人間の構造上、自然なことです。そのため、自身の体調の変化を拒否するのではなく、受け入れた上で上手く付き合っていく必要があります。忙しい看護師は、健康管理を後回しにしてしまうことも少なくありません。しかし、体調の変化をそのまま放置すると、仕事や日常生活が成り立たなくなるまで悪化してしまいます。

運動の習慣化

健康管理の具体的な方法としてまず挙げられるのが、運動の習慣化です。日常的に運動することで体力を維持しましょう。運動の習慣化は生活習慣病の予防にもつながります。手軽に取り組めるものとしておすすめなのは、ウォーキングなどの有酸素運動です。また、日頃からなるべく階段を使ったり、お風呂上りにストレッチをしたりといった運動習慣も取り入れましょう。大切なのは、長く続けることです。自分のペースで続けられる運動を見つけて、継続することを目標にしてください。

人間ドッグ

定期健診だけでなく、人間ドッグも受けましょう。がんや心臓病、糖尿病などの病気は初期症状が分かりにくく、自覚症状がないまま悪化していく恐れがあります。その他の病気も含め、早期発見のために専門的な検査を定期的に受ける機会を設けてください。ミドル世代になると、脂肪が落ちにくくなります。肥満は糖尿病をはじめとしたあらゆる生活習慣病を引き起こします。また、乳がん検診も受けるようにしてください。乳がんの発症率は40代女性が最も多いといわれています。

ドライシンドロームと更年期障害

ミドル世代の中でも、50代が特に注意したいのがドライシンドロームです。乾燥による様々な症状を引き起こしやすくなる状態で、ストレスによって悪化することもあります。
また、更年期障害を理解し、対策しましょう。更年期障害は、女性ホルモンの減少に身体が適応できないことが原因で発生します。症状の程度やタイミングには個人差がありますが、主な症状は頭痛や動機、のぼせ、ほてり、憂鬱な気持ち、疲れやすさなどです。更年期障害の対策で最も有効なのは、自律神経を整えることです。栄養バランスの取れた食事や質のいい睡眠、適度な運動を心がけてください。

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